【展示】『宮沢賢治とその時代(カンテレコラボ企画)』(2025年7月12日~)

2025年7月14日月曜よる10時にスタートするカンテレ・フジテレビ系全国ネットドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(カンテレ制作)の天文監修をコスモプラネタリウム渋谷が担当。今回はコラボレーション企画としてドラマの紹介と合わせ、「宮沢賢治とその時代」というテーマで、宮沢賢治の時代の天文資料や物語に関係する展示を行います。
◆日程
2025年7月12日(土)~10月5日(日)
◆料金
無料
展示内容
「僕達はまだその星の校則を知らない」
紹介パネル、関係相関図、ドラマ写真、ポスター
「宮沢賢治とその時代」(主に銀河鉄道の夜にまつわる展示)
ドラマの中で、セリフや人物に宮沢賢治にまつわるものが多く登場します。そこで今回は宮沢賢治やその時代に迫る展示を行います。
・宮沢賢治と鉱物
鉱物標本箱
宝石:(右上から)ペリドット、ラブラドライト、ルチルクオーツ、クリソベリル、グランディディエライト、ゾイサイト、オパール、ブルートパーズ
烏瓜の花と鉱物(物語をイメージした展示品)
鉱物:(手前左から)アメジスト、ヒスイ、ルチルクオーツ、オパール、デザートローズ、方解石、水晶、アクアマリン、ローズクオーツ、ルチルヘマタイト、フローライト、ラピスラズリ、ルビー、アンモナイト(遊色化石)
アルビレオ(サファイアとトパーズの展示)
・宮沢賢治と天文学
現代の天文学では、従来の光学望遠鏡を使った観測以外に電波やコンピューターを使った観測なども行われますが、宮沢賢治の時代では望遠鏡以外にアナログの様々な観測機器を使って星を調べていました。それは、夜の航海や航空機の夜間飛行などでも使われる機器でした。
旧五島プラネタリウムの所蔵品の中から、宮沢賢治の時代に天体観測をするならきっと使っていたであろう観測機器を展示しています。
また、宮沢賢治研究の書籍、当時最新の理論であった(1905年にアインシュタインが相対性理論を発表、ブラックホールの存在の予言もこの時代)相対性理論にまつわるブラックホール関連書籍、そして銀河鉄道の夜の書籍を展示しています。