渋谷区文化綜合センター大和田のロゴ

MENU
TOP

【イベントのお知らせ】終戦80周年 平和祈念イベント『星は繋ぐスペシャル ~未来への伝言~』(2025年9月6日開催)

【イベントのお知らせ】終戦80周年 平和祈念イベント『星は繋ぐスペシャル ~未来への伝言~』(2025年9月6日開催)
概 要

終戦から80年たった今もなお、この世界では戦争のためにたくさんの子どもたちの血と涙が流されています。
人類はいつになったら平和な世界を築くことができるのでしょうか…。

この投影は、2023年、2024年にご好評いただいた「星は繋ぐ」のスペシャルバージョン
平和への祈りをこめて終戦80周年を記念してお送りする特別イベントです。

前半は、ウクライナハルキウプラネタリウムのオレナ解説員とご主人のミハイロさんに、開戦直後から祖国を後にして日本で生きるすべを模索し奮闘したお二人の3年間の足跡をたどっていただきます。
「当たり前の日常が突然奪われる」とはどんな体験なのでしょう。

後半は、東京大学の渡邉英徳教授にご登壇いただきます。
戦争や自然災害の画像および映像のアーカイブ化、AIを用いた戦時中の写真のカラー化に携わり、戦争を他人事ではなく自分事としてとらえられるように尽力されています。
ドームならではの迫力の貴重な映像は、プラネタリウム初の試み。今現在戦火にさらされている地域、さらに80数年前の日本の様子をご覧いただきながら、戦争と平和についてお話をしていただきます。

投影ラストには、子どもたちによる平和メッセージもあります。

90分間の日本語とウクライナ語のバイリンガル投影。
日本語はコスモプラネタリウム渋谷の西解説員がつとめます。

投影後には、無料でVRゴーグルを装着し戦地の様子を体験できます。
また、ウクライナの人形モータンカと渡邉教授の書籍販売もございます。

星空のもと、心穏やかに平和を祈るひと時を過ごしませんか?

◆日程
2025年9月6日(土)

入場開始 18:50
開始時刻 19:00
終了時刻 20:30

※18:00の回はリハーサルのため休止となります。

 

◆料金
一 律 2000円

※未就学児はお席を使用する場合、未就学児券をお買い求めください。
※こちらのイベントでは、招待券や、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳(愛の手帳など)をお持ちの方への割引を適用することはできません。
観覧ご希望の場合は、下記ウェブおよび当館券売機にて上記の金額でご購入いただきますようお願いいたします。

 

◆チケット販売
8月16日(土)より【現地券売機】および【ウェブ】にて前売り開始

【券売機】開館日の平日12:00/土日祝10:00
・各日程19:15まで販売しております。
・券売機は文化総合センター大和田12階コスモプラネタリウム渋谷ロビーにございます。 
・8月18日(月)と25日(月)および9月1日(月)は休館日のため、券売機での販売はございません。

【ウェブ】上記0:00~ ※購入はこちら
※リンク先ページにて、【チケット種類選択「イベント」→イベントの日程選択→ご希望の時間・内容】をお選びください。

 

◆ゲスト紹介◆

 

◇ Olena Zemliachenko(オレナ・ゼムリヤチェンコ)◇
 
ウクライナハキウプラネタリウム解説員 1992年ハキウ生まれ大学と大学院では量子物理学を専攻
キウプラネタリウムで、宇宙の解説、望遠鏡を使った天体観望会、映像の編集などを担当。
2022年5月日本へ避難以来、
都内に滞在中。
 
◇ Mikhailo Zemliachenko(ミハイロ・ゼムリヤチェンコ)◇
 
オレナさんのご主人。開戦時はチェコで働いていた。
避難したオレナさんと連れ立って知り合いのいない日本へ来日。
 
 
 
◇東京大学大学院情報学環 渡邉英徳教授◇
 
1974年生。東京大学大学院教授。情報デザイン,ネットワークデザインを研究.首都大学東京准教授,ハーバード大学客員研究員などを歴任。東京理科大学理工学部建築学科卒業(卒業設計賞受賞),筑波大学大学院博士後期課程修了。博士(工学)。
「ナガサキ・アーカイブ」「ヒロシマ・アーカイブ」「東日本大震災アーカイブ」「沖縄戦デジタルアーカイブ〜戦世からぬ伝言〜」「忘れない:震災犠牲者の行動記録」「ウクライナ衛星画像マップ」などを制作。講談社現代新書『データを紡いで社会につなぐ』,光文社新書『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』(共著)『戦中写真が伝える 動物たちがみた戦争』(共編著)などを執筆。
「日本賞」,グッドデザイン賞,アルスエレクトロニカ,文化庁メディア芸術祭などで受賞・入選。岩手日報社との共同研究成果は日本新聞協会賞を受賞。
 
 
 
 
 
◇映像操作:東京大学大学院情報学環 小松尚平氏◇ 

LITEVIEW株式会社(2015)および一般社団法人デザインシップ(2018)を共同創業。2021年からは高知大学医学部および株式会社BiPSEEの取締役CPOとして、日本初のVRデジタル療法(XRDTx)の薬事承認を目指し、うつ病向けのVR治療プロダクト開発を総括。2023年には東京大学大学院で「戦災VR」の開発を主導。また、東京大学ブランドスタジオの設立に携わり、経済産業省のデザイン振興プロジェクト「デザイン白書2024」などにも参画している。
 
 
 
 
 
◇通訳:ヤンナ・ドゥブニコバ(Yanna Dubnikova)◇
 
2018年に一橋大学に国費留学生として入学。現在、社会学研究博士後期課程に在学中。
2017年からウクライナ語通訳、2018年からウクライナ講演会講師および人道活動家。
 
 

【募金箱の設置のお知らせ】

イベント当日には、展示ロビーにて募金箱を設置いたします。
皆さまのあたたかなお気持ちをよろしくお願いいたします。
 
主 催:コスモプラネタリウム渋谷
協 力:東京大学大学院情報学環渡邉研究室 / 探究学舎 / ウクライナハウス