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『Starry Music ~ no music, no life in space ~』(2024.1.27投影開始)

『Starry Music ~ no music, no life in space ~』(2024.1.27投影開始)
概 要

地球は大気に包まれているからこそ音が満ち溢れ、私たちは音楽を味わうことができます。

当たり前のようにいつもそこにある音楽は、生きていく上で欠かせないものといえるかもしれません。ある時は力を与え、ある時は疲れや悲しみを癒し、喜びを分かち合い、それぞれの心にそっと寄り添います。

それは、宇宙開発においても同じでした。空気のない静寂の宇宙空間に、人は音楽とともに漕ぎだしていったのです。

初めて宇宙飛行士が宇宙船で響かせた歌をはじめ、宇宙探査におけるシンボル的な存在のボイジャー1号2号搭載のゴールデンレコードに収録されたナンバーなど、宇宙開発の歴史において、常に緊張感が強いられる現場でもひと時安らぎを与える数々の音楽がありました。その中から技術者や宇宙飛行士たちと音楽の繋がりを、宇宙飛行士の山崎直子さんを監修にお迎えして、ご紹介していきます。

今はまだ一部の人間しか味わえない無重力空間で、心地よい音楽とともに、人類の宇宙開発と音楽にまつわる珠玉のエピソードをお楽しみください。


(投影時間40分※星座解説約20分含む)

※番組内で一部、浮遊感のある映像演出がございます。乗り物酔いなどしやすい方は御注意ください。

 投影チケットの予約・購入はこちら
※ご希望日の約1週間前から販売開始。
(サイト閲覧日を含めた6営業日分の投影チケットが表示されます。)

【予告動画】


※番組本編内で一部、浮遊感のある映像演出がございます。乗り物酔いなどしやすい方は御注意ください。

【制作ストーリー】

No music, no life(音楽のない人生なんて)。

この番組はそのスペース編、No music, no life in Space (音楽のない宇宙空間なんて)です。

嬉しい時、悲しい時、疲れた時、悩んでいる時、喜びに踊り出したくなる時…いつも音楽に救われてきました。

当たり前のように存在する音楽は、大気があってこそ楽しめるもの。空気のない宇宙空間は無音の世界です。しかし、20世紀に宇宙へと漕ぎだした歴史には、静寂の宇宙でも宇宙船の中で音楽を楽しむ潤いと人間味溢れる宇宙開発の歩みがありました。

この番組では、宇宙開発史における人と音楽との関わりにスポットを当てて、宇宙に放たれたり奏でられた音楽から何曲かセレクトしてご紹介していきます。宇宙空間にいるかのような心地で、音楽との繋がりに想いを馳せていただけたらと思います。

同時に、21世紀になっても争いごとの絶えない世界を宇宙から眺め、地球に生きるあらゆる生命と調和し音楽を奏でるように生きていける、そんな未来への願いをこめて企画・制作しました。お楽しみいただければ幸いです。

 

 

【探査機ボイジャーとは】

1977年、太陽系の外側をまわっている木星、土星、天王星、海王星を調査するというミッションを託されNASA・JPLによって打ち上げられました。太陽風の影響下にある太陽圏を飛び出し、ボイジャー1号、2号の双子の姉妹の探査機は、現在、未知の領域である星間空間を旅する唯一の探査機です。ボイジャーには、人類を表すイラストや、地球上の様々な音色、挨拶や音楽が収録されたゴールデンレコードが搭載されていて、いわば人類のタイムカプセルのような宇宙開発において特別な存在。そのゴールデンレコードには、以下の27曲が収録されています。

1  バッハ、ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 第4楽章(演奏:ミュンヘン・バッハ管弦楽団)
2  インドネシア・ジャワ島・宮廷ガムランKinds of Flowers
3  セネガル・パーカッション
4  ザイール・ピグミー少女による儀式の歌
5  オーストラリア・アボリジニ「朝の星」「悪魔の鳥」
6  メキシコ・ロレンソバルセラータ El Cascabel
7  アメリカ・チャック・ベリー、Johnny B . Goode
8  ニューギニア・男たちの家の歌
9  日本・巣鶴鈴慕(そうかくれいぼ 尺八演奏:山口五郎)
10 バッハ、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ第3番からロンドン形式によるガヴォット(演奏:アルテュール・グリュミオー)
11 モーツァルト、魔笛、夜の女王のアリア 復讐の炎は地獄のように我が心に燃え
12 ジョージア・合唱Tchakrulo
13 ペルー・パンパイプとドラム
14 アメリカ・ルイ・アームストロング、メランコリーブルース
15 アゼルバイジャン・バグパイプの演奏
16 ストラヴィンスキー、春の祭典から「生贄の踊り」(演奏:コロンビア交響楽団、指揮:ストラヴィンスキー)
17 バッハ、平均律クラヴィーア曲集 第2巻から前奏曲とフーガハ長調(演奏:グレン・グールド)
18 ベートーヴェン、交響曲第5番第一楽章(演奏:フィルハーモニー交響楽団、指揮:オットー・クレンペラー)
19 ブルガリア・Izlel je Delyo Hagdutin
20 アメリカ・ナホバ族、Night Chant
21 ホルボーン、ヴァイオルもしくはヴァイオリン属と管楽器のためのパヴァン集、カリアード集、アルメーン集ならびにエア集
22 ソロモン諸島のパイプの演奏
23 ペルー・結婚式の音楽
24 中国・伯牙、流水(演奏:管平湖)
25 インド・ラーガ、Jaat Kahan Ho
26 ブラインド・ウィリー・ジョンソン、Dark Was the Night
27 ベートーヴェン、弦楽四重奏第13番(ブダペスト管弦四重奏団)




★監修

山崎 直子
2010年スペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)組立補給ミッションに従事。2011年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)退職後、内閣府宇宙政策委員会委員・部会委員、一般社団法人Space Port Japan代表理事、日本宇宙少年団(YAC)理事長、一般社団法人 宙ツーリズム推進協議会理事、環境問題解決のための「アースショット賞」評議員などを歴任する。

 

 

♪Song


おおはた雄一 

シンガー・ソングライター、ギタリスト。オリジナルアルバム10枚のほか、カバー盤やインスト盤など多数の作品を発表。
代表曲「おだやかな暮らし」はさまざまなアーティストにカバーされている。
楽曲提供や、映画の劇伴・主題歌、CM音楽・ナレーション、舞台の音楽制作、プラネタリウムのサウンドトラック制作など、多方面で活動中。
アコースティックギターで紡がれる弾き語りと、ルーツ色溢れるスライドギターなどを得意とし、シンプルで豊かな音楽を生み出すアーティスト。


MILLEA(ミレア)
札幌出身。シンガー、シンガーソングライター。2015年2月4日メジャーデビュー。
デビューシングルのカップリング曲「きらり星」をきっかけに、宇宙や星空に合う透明感あふれる歌声と評され、その後も星にまつわる歌を多く歌い、全国の星空のイベントへの多数出演。プラネタリウムライブなども精力的に行っている。
自身の作品を中心に、CMソング歌唱、番組ナレーション、ラジオパーソナリティ、ペンスケッチ画、デザイン制作など、アーティストとして多岐にわたり活動の幅を広げている。

 

◆シーンサンプル

Coming Soon...

 

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