『南極の空に願いを~オーロラを求めて~』
★2025年10月11日(土)スタート!

オーロラは昔から人々に美しさと神秘と、時に恐怖を与えてきました。
極地に降り注ぐオーロラの光はメカニズムがわかった現在も、多くの人の心をとらえています。
オーロラは太陽からやってくるプラズマ粒子が地球の大気に衝突することで生まれます。
プラズマ粒子は地球の磁場にそって降り注ぎ、大気中にある酸素や窒素と衝突して色を作り出します。その色はまさに地球の大気の色です。
まだ、メカニズムがわからなかった時代には、さまざまな呼び名がありました。
古代ギリシャやローマでは「たいまつの火」、古代中国では「天の龍」や「天の剣」、英語の呼び名は「飛ぶ火」「陽気な踊り子たち」など。
フィンランドの先住民族であるサーミの伝説では、北極ギツネが雪原を駆け巡り、その尻尾で舞い上げた粉雪が火花となり夜空に現れた光だとされています。
現在の「オーロラ」という名前を付けたのは、ガリレオ・ガリレイと伝えられています。
彼は1619年にローマ神話の曙の女神オーロラにちなんで「オーロラ」と名付けました。
それがやがて世界に広がり、今もなおその名で呼ばれ続けています。
南極という特別な場所で見られる幻想的なオーロラを星空とともにプラネタリウムでお楽しみください。
(投影時間40分 ※星座解説25分含む)