【投影終了】『星空を作った人々 プラネタリウム百年』
1923年10月21日、ドイツで現在私たちがよく知るプラネタリウムは誕生しました。それから100年を経て、プラネタリウムの基本的な機能は変わらず、人々に美しい星空を届けてくれています。
太古の昔から人類は世界を、宇宙を知ろうと空を見上げ、観察してきました。そして星の動きやそれとは異なる惑星の不思議な動きを理解するために、天球儀や惑星運行儀など複雑な機構をもつ工夫した模型を作り再現しようと試みてきました。
しかし、それはあくまで手元で見るのが主であり、星空を見上げる体験を再現するものではなく、実際の動きはあくまで想像してイメージするしかありませんでした。
20世紀の初め、それを覆す機械が発明されます。
ドイツのイエナという小さな町で生まれた「プラネタリウム」という機械。
空の動きも惑星の動きもどちらも同時に再現し、たくさんの人と星空を実際に見上げているかのような体験を味わえる空間を作りだしました。
それから100年が経った今も世界中に広がったプラネタリウムの星空は各地で人々に愛されています。
本作品ではプラネタリウムが発明されるまでの歴史や誕生秘話、その仕組みと現在まで続く渋谷のプラネタリウムにまつわる物語などについてご紹介していきます。
(投影時間40分※星座解説15分含む)