受刑者同士が輪になり、互いの語りに耳を傾ける…対話を通じた更生プログラムを持つ男子刑務所に長期取材したノンフィクション作品を今回は取り上げます。

　様々な背景を持つ受刑者たちが、対話の中で、自分の経験や感情を言葉にし、自分と向き合っていく姿が丁寧に描かれています。罪を犯してしまう加害者性・男性性、加害・被害への無意識の偏見や社会のあり方についてなど、一緒に考えてみませんか？

　読書会1回目（11月3日）午後には映画『プリズン・サークル』アフタートーク付き上映会を行います。ぜひ読書会とあわせてご参加ください。

『プリズン・サークル』

著者：坂上　香（岩波書店）

◆開催日時：11月3日（金・祝）午前10時30分～正午

　　　　　  12月2日（土）午前10時30分～正午            

◆会　　場：    渋谷男女平等・ダイバーシティセンター＜アイリス＞

◆問合せ：    渋谷男女平等・ダイバーシティセンター＜アイリス＞　【03-3464-3395】

当日は直接アイリスにお越しください。

＊『フェミニズムはみんなのもの　情熱の政治学』ベル・フックス（エトセトラブックス）
を補助資料として参照します。

今回の参照箇所

・2章　コンシャスネス・レイジング　たえまない意識の変革を

・11章　暴力をなくす